機材備忘録その6 Fender Telecaster Bass
明日働くことほど不毛なことはないので意地でも早退したいところ。
ご無沙汰してます。
バンド活動も落ち着いてると書くことなさすぎて困りますね。
機材についてでも書きましょう。
今回はFender Telecaster Bassです。
メーカーホームページに色々書いてます↓
https://shop.fender.com/ja-JP/articles/the-first-fender-reissue-a-telecaster-bass-history
フロントハムバッカータイプの後期型ですね。
地元の楽器も扱う有名質店のTwitterにて投稿されてたのを見かけ、なんだこれと見に行きました。
いじり倒されてるしフレットは抜かれてるしで散々な状態でしたが音は案外良い。そしてコンディションのせいで相場の半値以下。
お持ち帰り。
帰りに別のお店にそのままぶち込みフレット打ってもらいました。
過去の投稿でわかると思いますが、機材は大概冷やかしで見に行って持ち帰ってます。即落ち2コマみたいになっとる。
状態悪いですが当時のマニュアルなんかも揃ってました。
前のオーナーBilly Sheehan好きか?という感じでリアにPタイプのピックアップ増設されてます。どこのやつかは謎。
フロントピックアップも純正からGUILD製に交換されてます。
フロントピックアップもつい最近まで詳細不明でしたが、Twitterで質問したら即レスで情報提供頂き正体判明してネットって凄いなあとなりました。
あと変なブリッジ、KahlerがOEMで作ってたらしいThe Clawがついていました。
日本語で情報書いてるところが全くなく海外スレッド翻訳してひたすら調べました。
こんだけ改造されてれば年代物とはいえ更に改造しても文句は言われんだろうと色々改造予定。
ブリッジは重いのとプレートが厚くて弦高が好みの高さまで下げきれないので即交換して今はRAY ROSSに替えてます。
スラブボディの無骨な取り回しとフロントハムバッカーの図太くパワフルな音がなかなか良いので、メンテナンスして次回レコーディングに使いたいなーとか思ってます。
「月暮らしが治るまで」ベース目線での話
リモコンの効かない照明ほど厄介なものはない。消すためにベッドから立ち上がるのが面倒で明かり付けっ放しで寝てますけど、1ミリたりとも疲れが抜けないですね。つらい。昔懐かし紐で消せるようにしたい。
さて、まちがいさがし「月暮らしが治るまで」公開されましたが皆さん聴いていただけましたでしょうか?
この曲についてベース目線でとりとめなく書いていきます。
コメント見てたら冗談抜きにリフレクターにしか見えなくなった。罪深いぞ。
原型は確か昨年秋くらいに出来上がってましたかね。
制作1年くらいって何気に1番長いかもしれません。(ほぼ空白期間ですが)
ピアノが入ってたり歌詞の世界観など、デモを聴いてこれまでと違った新しい切り口が出てきたなとわくわくしました。
非常にシンプルな構成なので、最初はベース動き回るフレーズなど考えましたが歌の邪魔になったりと全くしっくり来ず。
色々考えた上、ピアノと歌聴かせることに注力しようと、サビだけ残してバッサリ捨ててルート弾きメインのシンプルなフレーズにしました。
人間味を消す、機械的に弾く、というのを意識してレコーディングに臨みましたが、8分ルート弾きが1番難しかったです。つい力んでしまい綺麗になかなか弾けず今後の課題。
ワンマンライブの時にも演奏しましたが、ちょっと構成やら曲名やら変わってます。
当曲でも起こりましたが、曲名サイレント変更されがちというのと、フレーズや構成ちょっと変更しました連絡は大抵ちょっとじゃない、というのが(個人的に思っている)バンド内あるある。
曲名の変更理由は本人のみぞ知る。
最後の畳み掛けるような歌はレコーディング本番前に変更バージョンのデモが上がってきて、(いい意味で)やってくれたなあという感じです。
歌録り大変だろうなあと思ったら案の定本番OKテイク録れるまで大分辛そうでした笑。
他の曲に関してはまたMVができた際にでも。
レコーディング終了
レコーディング2日目、ただ何もせずミックスの様子チェックしてただけなのに半端ない疲労感に襲われているアラサーがこちら。
というわけで、まちがいさがしのレコーディング終了です。
今回は3曲でしたが、色々新しい試みもやりつつなので時間内に終わるかなんて懸念もありましたが、概ねスムーズに終わりました。
僕自身は急遽5弦ベースでレコーディングとなってとてもつらかったので、次回からは5弦でもしっかり弾けるようにして臨もうと思いました。
ベースのメンテはこまめにしましょう。
しかし使わないLow B弦ほど邪魔なもんはない。
んで習慣みたいなもんで毎回レコーディング終わった後は、レコーディングやったった感出るのでCDを焼いてます。
で、これがそれ。
盤面が白いやつがより『っぽさ』が出るのでオススメ。
幽霊って漢字に自信がなくて凄くぐしゃっとなりました。
あとはレコーディングの醍醐味、飯。
カレー(写真撮り忘れたので前回レコーディング時のやつ)と、
ラーメン。
肥えちゃう。
次回は来年ですかね。
集まって曲を練る機会があまり無いので、学生時代を思い出してバンド合宿とかやりたいですね。
今回録った曲たちは順次MVを(ボーカルが)製作してってアップしていくのでお楽しみに。
早く見たいので頑張って。
ではでは。
レコーディング
今日明日とまちがいさがしにて諸事情によりしばらく出来てなかったレコーディングに臨んでおります。
約1年半ぶりで感覚がだいぶ鈍っておる。
音作りがさっぱり固まらず、あれもこれもと持って行こうとしたら、持ち込み機材の量が半端なくて筋肉痛確定です。
搬入の際、荷物を盛大にぶちまけ死ぬかと思った。
前日練習での様子。
音作り迷走中。
ここでようやく全体で合わせるので毎回若干不安になりますが、上手いこと皆アジャストしてきますね。
ベースはメインで使おうと思ったLAKLANDが当日急にコンディションがご機嫌斜めになりリタイア。
念のため持ち込んでいたSugiに変更して最終的に構成はこうなりました。
Sugiについて詳細はこちら↓
毎回機材が変わるのは常。
エンジニアさんにまた新しくなったねーって毎度言われます。
曲を5弦で弾く練習あまりしていなかったから死ぬかと思った。
Low B弦引きちぎりたくなったし、しばらくメトロノーム聴きたくない。
フロントPUはリバースPに固定。
エフェクターはごちゃごちゃ並んでますが、ZAHNRAD 4000PREとDarkglass Hyper Luminalだけ使っております。
ヘッドアンプのMESA BOOGIE BASS PRODIGYがかなり優秀で余計なものが要らんかった。
フルチューブは正義。
重すぎるし、生産完了してますが機会があれば是非試してみてほしい。
ベース録り終わった後、寝落ちして起きたら楽器全部録り終わってた。
無念。
良い感じに今は歌録りが進んでます。
あとはただ完成を待つのみ。
レコーディングやるといかに雑に弾いてるか分かって死にたくなるのでおすすめです。
機会があれば是非。
機材備忘録その5 Ray Ross Bass Bridge Brass
レコーディングが2週間後に控えて地味に緊張してます。1年半近く空いてしまった。
機材備忘録その5は気分を変えてRay Ross Bass Bridge Brass。
主観的な感想のみ、数値やら波形がどうとか一切ありませんのでご容赦ください。
ブリッジパーツです。
初のサドルレス構造ブリッジとかで、SNS上なんかで話題になってますね。
カラーはGOLD、BLACK、CHROME、BRASSの4種。
たまたまこれが載ったbacchusのモデルを試させてもらう機会がありまして、なかなか良い弾き心地でしたので注文してみました。
ベース自体が良かったってのも大いにありますが、流石に本体これ以上増やしたくなかったので我慢。
↓ちなみにこちらのモデルです。
詳細はメーカーページを見てもらうとして、一部抜粋すると↓
一般的なサドルのあるベースブリッジの場合、サドルを頂点として弦が曲げられた状態にあるため弦振動が上側に向かって膨らむ傾向があり、厳密にみると弦振動の幅に偏りが生まれます。 RAYROSSブリッジではアンカーからナットまで弦がまっすぐ張られるため弦の振動の幅の偏りが減少し、結果として倍音が豊かになると共に減衰音が綺麗になるという効果が生まれました。
要は弦が真っ直ぐ張れるようなり良い効果が出るということらしい。
買った時から魔改造&私の手でも改良予定の72-73年?あたり製のFender Telecaster Bassに取り付けてみました。
間に合わせでノブつけてるので一つだけピカピカに浮いてて気持ち悪いですね笑。
様々なブリッジに互換性ありとの事でしたが、BADASS載っけていた本機は下部の5本ネジは問題ないものの、浮き防止の上部2本のネジは流石に穴あけ加工必要でした。
変なブリッジ付けられたり裏通し用の穴が空いていたりと、元々穴だらけなので躊躇なく開けました。
弦高調整、オクターブ調整に関してはメーカーページが分かりやすいので参照頂きたいですが、付属の専用工具を使って調整します。
弦高調整は台座部分のO型のリング、オクターブ調整はボディエンド側のO型のリングに空いている穴に先述の工具を差し込み回すだけと簡単です。
工具一つで完結するのは非常に楽ではありますが、オクターブ調整する際に関してはこまめに抜き差し必要なので、従来のドライバー方式の方が楽ですね。それと縦の長さが短めなので、オクターブの調整幅的にもう少し長いと良かったかなという個人的な感想。
テンション感に関しては弦高にもよるとは思いますが、やや緩めですが私の好みからすると絶妙な塩梅です。
音に関しては、開発者がピアノトーンって表現してますが、換装前は全体的に少し篭って聴こえてたのが輪郭出てクリアな感じに。特に1、2弦の音が綺麗に鳴るようになりました。ピアノトーンって言いたくなるのもちょっとわかる。
破損時のパーツ供給は大丈夫かやら、モダンな見た目が気にいるかなどあるかもしれませんが良い製品だと思います。
現状4弦用しか無いので、5弦用などラインナップが増えるのが楽しみですね。
登場のテレキャスベースについてもそのうち書こうと思います。
機材備忘録その4 Greco PB420 1975
ギグケースやらに順調に部屋が侵食されていって途方にくれてますが、皆さんどう収納してますか?
機材備忘録その4はGreco PB420です。
アガチスボディ、メイプルネックにローズウッド指板ですね。
このベースで所謂ジャパンビンテージというのが好きになりました。
購入したのは確か2011年頃に御茶ノ水のシモクラセカンドハンズかどこか。
購入当初の写真データがないのですが、コントロール部分辺りを残しピックガードが切り取られていたり、汚れが酷かったりとまあなかなか無残でした。
そのおかげでかなり格安で売っており、木部は状態問題なさそうなのでお持ち帰り。
これに限らず古い中古は、何故こんなことになったみたいな改造の経緯を推察するのも楽しいですね。
そんな状態でも買ったのは、当時やっていたポップスバンド(まちがいさがしの原型)でスティングレイを使っていたのですが、主張が過ぎるということで、パッシブのスタンダードなベースが必要だったんですね。
スティングレイ、高校時代から欲しくてたまらず入学祝いを叩いて買ったものの、未熟さからか御しきれず出番少ないまま今は友人に譲ってしましました。
いつかまた持ちたいなあとは思っております。
話を戻して、シリアルから見るに75年9月製造。
ちょうど16年ほど年上ですね。
マツモク工業製。
アリアプロⅡのマツモク製なんかも評判いいみたいですね。
マツモク工業についてはwikiなどを参考までに。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/マツモク工業
先述のような要因で色々手を加えています。
まずピックガードを変更。
普通のべっ甲はつまらないなーと思いこのカラーにしましたが、残念ながら名称が思い出せません。
ピックアップはSeymour DuncanのANTIQUITY II P-BASSに変えてます。
ピックアップは試しに変える、っていうのを出来ないので色々ネットで評判見ながら決めた記憶。
ブリッジは今はなきBADASSですね。
ネックが重くややヘッド落ちするので、重くして少しでもバランス取ろうとか思ってつけましたが効果はあるやらないやら。
ステッカーはまあご愛嬌ですね。貼りたくなる時期って一度はきますよね?
LAKLANDを使い始めるまではライブにレコーディングにと活躍してました。
フレットが限界まですり減っているので、タイミングを見て打ち替えをしてまたガンガン使ってあげたいです。
こちらも参考音源ありますので是非聴いてください(ダイレクトマーケティング)。
閃光ライオットのライブ審査でも使ってました。
今と比べて誰やんこいつってくらい痩せてます。かなしいなあ。
あとなんだこのTシャツ。
このくらいまではいずれ痩せたいと思います。
ではまた。
機材備忘録その3 Sugi NB5E HJ MVQM/ALD/CTM-BL “BASS STATION 10th Anniversary”
日本酒のアテ、かにみそが最強と確信した夜。
機材備忘録その3はSugi NB5E HJ MVQM/ALD/CTM-BL “BASS STATION 10th Anniversary”です。
はいかっこい(以下略
スペックはこちら。
■Body: Maverick Quilt Maple Top / Alder Back
■Fingerboard: Ebony
■PU: Sugi Original HJ (Powered)
■Control: 2Vol, 1Tone, Rotary SW, 2Mini SW
■Color: Transparent Custom Blue
■Weight≒4.27kg
いつだったか HJレイアウトがどんなものかなー、と東京に行った際に在庫のある池辺の秋葉原へ試奏しに行ったら個人情報書いてお持ち帰りしておりました。
反省の色がない。
ポイントはフロントハムPUをトグルSW、セレクターSWにより多彩にレイアウト変更できる点です。
フロントPUはP、リバースP、シングル、シリーズ、パラレルと変更できます。
基本的にはリバースPの音が好みで使っております。
輪郭はっきりしすぎて…みたいな人によってはマイナスポイントになるSugiの特徴をフロントPUをプレベレイアウトにすることによって(個人的には)絶妙なバランスに調整できます。(好みの良し悪しによるところはあります。)
PJレイアウト大好き。
PUの見た目はぶっちゃけ好みではないので、PJレイアウトきたら最強かなとは思います。
こんなレビュー見るより試してほしいところ。
先日のワンマンライブでも使っておりました。
参考音源がないので、今度のレコーディングで使いたいですね。
私、ノブを変更しがちなので本機も変えております。
3INのカスタムノブですね。スケートボードなどを再利用した1点ものです。
写真うつりがぐうの音も出ないほど悪いので是非実機を見て欲しいですね。
ライブある機会に是非見ていただければ。
酔っ払っておりますので後々編集し直すかも。