機材備忘録その5 Ray Ross Bass Bridge Brass
レコーディングが2週間後に控えて地味に緊張してます。1年半近く空いてしまった。
機材備忘録その5は気分を変えてRay Ross Bass Bridge Brass。
主観的な感想のみ、数値やら波形がどうとか一切ありませんのでご容赦ください。
ブリッジパーツです。
初のサドルレス構造ブリッジとかで、SNS上なんかで話題になってますね。
カラーはGOLD、BLACK、CHROME、BRASSの4種。
たまたまこれが載ったbacchusのモデルを試させてもらう機会がありまして、なかなか良い弾き心地でしたので注文してみました。
ベース自体が良かったってのも大いにありますが、流石に本体これ以上増やしたくなかったので我慢。
↓ちなみにこちらのモデルです。
詳細はメーカーページを見てもらうとして、一部抜粋すると↓
一般的なサドルのあるベースブリッジの場合、サドルを頂点として弦が曲げられた状態にあるため弦振動が上側に向かって膨らむ傾向があり、厳密にみると弦振動の幅に偏りが生まれます。 RAYROSSブリッジではアンカーからナットまで弦がまっすぐ張られるため弦の振動の幅の偏りが減少し、結果として倍音が豊かになると共に減衰音が綺麗になるという効果が生まれました。
要は弦が真っ直ぐ張れるようなり良い効果が出るということらしい。
買った時から魔改造&私の手でも改良予定の72-73年?あたり製のFender Telecaster Bassに取り付けてみました。
間に合わせでノブつけてるので一つだけピカピカに浮いてて気持ち悪いですね笑。
様々なブリッジに互換性ありとの事でしたが、BADASS載っけていた本機は下部の5本ネジは問題ないものの、浮き防止の上部2本のネジは流石に穴あけ加工必要でした。
変なブリッジ付けられたり裏通し用の穴が空いていたりと、元々穴だらけなので躊躇なく開けました。
弦高調整、オクターブ調整に関してはメーカーページが分かりやすいので参照頂きたいですが、付属の専用工具を使って調整します。
弦高調整は台座部分のO型のリング、オクターブ調整はボディエンド側のO型のリングに空いている穴に先述の工具を差し込み回すだけと簡単です。
工具一つで完結するのは非常に楽ではありますが、オクターブ調整する際に関してはこまめに抜き差し必要なので、従来のドライバー方式の方が楽ですね。それと縦の長さが短めなので、オクターブの調整幅的にもう少し長いと良かったかなという個人的な感想。
テンション感に関しては弦高にもよるとは思いますが、やや緩めですが私の好みからすると絶妙な塩梅です。
音に関しては、開発者がピアノトーンって表現してますが、換装前は全体的に少し篭って聴こえてたのが輪郭出てクリアな感じに。特に1、2弦の音が綺麗に鳴るようになりました。ピアノトーンって言いたくなるのもちょっとわかる。
破損時のパーツ供給は大丈夫かやら、モダンな見た目が気にいるかなどあるかもしれませんが良い製品だと思います。
現状4弦用しか無いので、5弦用などラインナップが増えるのが楽しみですね。
登場のテレキャスベースについてもそのうち書こうと思います。